ツノガエルのオタマジャクシは完全肉食性です。
エサは冷凍赤虫のみで健康に育てられます。
卵からカエルに変態するまでの期間は約3週間から1か月です。(水温26℃前後)
孵化して1週間ほど経過した、冷凍赤虫を食べられる約2.5cmまで育ったオタマジャクシを販売します。
受精から2.3日経過すると、壁面に立って泳ぎ始める準備段階に入ります。
24時間後、エサを求めて泳ぎ出します。
このサイズでは、冷凍赤虫は大き過ぎて食べられません。
イトミミズが理想的な餌です。
約2.5cmに成長しました。
冷凍赤虫を食べられるようになります。
完全肉食性の為、一つの容器に複数の個体を一緒に入れて飼うと、噛みつき合って傷ついたり食べられてしまいます。
一度に食べる量はそれほど多くはありませんが、1時間程度で消化してエサを求めますので、立派に育て上げるコツとしては、給餌回数を多くする事となります。
最低でも1日に2回、出来たら3回以上の給餌を行ってください。
約5cm
凄い勢いで成長していきます!
種類を問わず、オタマジャクシの色は黒、茶褐色です。
模様や色は変態直前まで確認できません。
アルビノ種の体色は卵から白い状態で、薄い黄色~肌色のような発色をしています。
成長や健康状態は通常の個体と差はありません。
最大サイズ、10cm
体色に変化が出始めると、オタマジャクシでのピークを迎えます。
ここからはあっという間にカエルに変身します。
前足は突然出ます。
直後に歯が取れ、尻尾が短くなります。
前足が生えた段階で、完全にカエルになるまでの1週間程度はエサは食べません。
カエルの尻尾は、アポトーシスが起こり、細胞が消えていきます。
尻尾を失ったので、そのままだと溺れてしまいます。
目安として、前足が生えた事が確認出来たら、わずかに水を張った状態にしてください。(水深2.3mm)
皮膚も変化していきます。
乾燥に耐えられるようになっていきますので、全身が浸かるような環境ではなく、カエルを飼育する環境に移動します。
含む全ての器官が1週間以内に新しく生まれ変わります。
この大変身を終了して、カエルとなって、新たな第一歩を踏み出します。
完全に変態を終えると、いよいよ初めてのエサやりです。
ツノガエルの飼育の中でも、一番難しいところかもしれません。
なぜかと申しますと、今までは水中で生活してたオタマジャクシが、全く違う姿のカエルに変身したのですから、目に見えるもの、肌で感じるもの全てが異次元なのです。
今までは赤虫を食べていたのに、歯は抜け落ち、口は横に裂けて大きな獲物を食べられるように体が変化しているのです。
従って、目の前にエサがあったとしても、それがエサと認識できるかが大きなポイントとなります。
しかしご安心ください。
ツノガエルは目の前で動くものには飛びついて飲み込む!とプログラムされています。
従って、動くものが生き物であってもなくても無条件に飲み込もうとします。
この習性を利用して、ピンセットから人工飼料を与える事が出来ます。
エサを食べない場合は、原因を考えてみましょう。
食欲があるのか?ないのか?
ある場合は、なぜそれでも食べないか、ない場合は、なぜ食欲が沸かないのかを考えてください。
種類の特性として、ベルツノガエルとクランウェルツノガエルを比べると、圧倒的にベルツノガエルの方が、初めてのエサに対する反応はいいです。
ほぼ100%食べてくれます。食べてくれない場合は重大な飼育環境の不備があると思っていいほどです。
逆に、クランウェルツノガエルは、なかなか食べてくれない場合が十分に考えられます。
食べたいけど、怖い。。ってか、もう食べたくない。。。これに尽きます。この悪循環が圧倒的に多いです。
単純に、エサの与え方と言うテクニックの問題で、これは飼育者側が工夫する事で解決できます。
もしくは、エサをメダカなどの魚類に変更する事です。
人工飼料では食べてくれない場合、メダカを与えるとすんなり食べてくれます。
当ファームで初めて給餌を行う場合もパックマンディナーを与えますが、100匹中食べてくれない個体は1匹もいません。
○入れ物
プラケースなど。透明な容器の方が観察しやすいです。
○飼育水
水道水は必ず塩素中和を行ってください。一晩汲み置きすれば中和します。
○エサ
冷凍赤虫。
○可能であれば、エアーレーション、冬期の場合はヒーター、水温計など。
1日、2回以上の給餌、多過ぎて死んでしまう事はありません。食べる量はわずか(赤虫3~5本)ですが、底にまんべんなく撒いてください。
急激に水が汚れますが全く問題ありません。
飼育水が汚れたら、1~3日に1回の全量水替えをしてください。
1日に2回以上の水換えは、オタマジャクシを弱らせます。
どのようなカエルになるかわからない
模様や色はどのようになるか、オタマジャクシの段階ではわかりません。
1日2回以上のエサやりを毎日行う
基本的に毎日の世話が必要です。
餌が足りない状態が続くと弱ってしまい、最後には死んでしまいます。
以上、長くなりましたが、是非、激動のツノガエルライフを楽しんで頂けたらと思います。
わからない事などございましたら、当ファームまでお問い合わせいただくか、ツノガエル掲示板でお気軽に質問してください。
当ファームでは、ツノガエル各種のオタマジャクシの販売を行っておりましたが、今回のブラジルツノガエルのオタマジャクシをもちまして最期の販売とさせていただきます。
オタマジャクシの飼育はとても楽しく魅力的なのですが、変態後の初期給餌で失敗したり、奇形などが発生するなどのトラブルが起こる場合もあり、せっかく飼育していた個体とお別れしなければならないケースが少ないながらも可能性として残る為、今後は子ガエルに変態し、初期給餌を完了させた個体を販売する事といたしました。
例外として、上記のリスクを十分ご理解いただいた方のみ、メール、お問合せフォーム又は直接ご来店いただいた方には販売いたしますので、お問合せください。
変態が始まっていますので、あと3.4日程度でオタマジャクシの販売が終了となり見込みです。
ブラウン系のオタマの販売となり、今のところ高確率でブラウンに変態しています。
10月21日にもブラウン系のペアの産卵に成功しましたので、15日産まれの2ペアからお選びいただけます。
15日産まれが5cm以上、21日産まれが3cm以上のサイズとなっております。
ご希望がございましたらご注文時にお知らせください。
10月15日にブラジルツノガエルの産卵に成功しました。
冷凍赤虫を食べられる目安のサイズ、2.5cm以上に成長しましたので、オタマジャクシの販売を開始いたします。
今回使ったオスはグリーンの面積が多く残っているタイプとなります
7月11日にブラジルツノガエルの産卵に成功しました。
冷凍赤虫を食べられる目安のサイズ、2.5cm以上に成長しましたので、オタマジャクシの販売を開始いたします。
今回のペアは過去に何度もいい個体を産んでいるブラックのメスとフルブラウンとなります。
卵も非常に大きくオタマジャクシの成長も早く安心して楽しめるかと思います。
3月24日にブラジルツノガエルの産卵に成功しました。
冷凍赤虫を食べられる目安のサイズ、2.5cm以上に成長しましたので、オタマジャクシの販売を開始いたします。
今回のペアは雌雄共に新しく使う系統で、どちらもブラウンベースにグリーンが入り、とても美しい模様を形成しているのでうまく遺伝してくれるか楽しみです。
画像はイメージですので、実際にお届けする個体ではございません。
当ファームが責任を持って、お客様にお届けする個体を選別いたします。
リクエストがございましたら、ご注文の際にお申し付けください。