ブラジルツノガエル(Ceratophrys aurita)は、2010年頃に、海外で初めて繁殖例が報告された事により、今日の流通のきっかけとなりました。
角が大きく発達し、体色は独特の色合いで、成長に従い黒化していく傾向があります。
ツノガエル最大種と、伝説のあこがれの種として注目された品種ですが、他のツノガエルと比べて特化して大きく育つという訳ではないようです。
しかしエサに対する姿勢が貪欲で、給餌の仕方によっては他の種より一回り大きく仕上げる事もできるかもしれません。
ブラウンの発色が強いタイプです。
オレンジともいえるような発色をする個体もいます。
成長すると、濃い茶褐色とその中に茶色やオレンジが入る独特の発色を見せます。
ブラジルツノガエル特有の大きく伸びる角です。ベビーの時には目立ちませんが、育ってくるとこのように立派に伸びてきます。
個体差もありますが、ベビーの時には伸びるかどうかは判別できませんので、この辺りも育てていく変化を楽しんでください。
更新日 2026年9月10日
2013年に初めてブラジルツノガエルの繁殖に成功して以来、グリーン系統やブラウン系統をはじめ、さまざまなカラーバリエーションの作出と固定に取り組んできました。
その中でもブラウンタイプは、幼体時には美しいブラウンを発色していても、成長に伴って徐々にグリーンへと変化していく傾向が見られました。
完全なブラウンのまま成長した個体もわずかに残りましたが、「パーフェクトブラウン」の系統を確立することは、長年にわたる目標のひとつでした。
今回の繁殖では、思いもよらず生まれた個体のほとんどが見事なブラウンタイプとして誕生し、私自身も驚くほど美しい個体が揃いました。
これまで単発的に現れていたブラウン個体とは異なり、まとまった数量でこの表現が現れたことは、今後この特徴を系統として確立していくうえでも非常に興味深い結果となりました。
今後はこれらの個体を成長させながら発色の変化を見極め、選別繁殖を重ねることで、「パーフェクトブラウン」と呼べる新たなブラジルツノガエルのカラーバリエーションとして固定していきたいと考えています。
幸いにも、当ファームでは今後の種親として確保するのに十分な数量が得られましたので、今回誕生したパーフェクトブラウンの中から、厳選した個体を販売いたします。
このパーフェクトブラウンをより安定した系統として固定していくため、今回生まれた個体を性成熟させ、次世代の親として繁殖を行う予定です。
そのため、新たなブラウン系統の繁殖は今後約1年間行わない予定です。
今回十分な数量を確保しておりますので、今後販売するブラウンタイプについては、単発的に生まれたブラウン個体を除き、基本的に今回誕生したパーフェクトブラウンの個体から販売させていただきます。
体表色と斑紋の境界は個体によって判別が難しい場合がありますが、当ファームでは、体表のベースカラーに緑色が入らない個体を「パーフェクトブラウン」の基本条件とします。
ただし、鼻先や背中の斑紋など、模様の縁取り部分については、蛍光色を帯びた黄色から緑色が見られる場合も許容範囲とします。
ここでいう「ブラウン」とは、黄色からオレンジ、茶色、さらに黒に近い茶褐色までを含む広い色彩の範囲を指します。
ブラジルツノガエルは、成長に伴って全体的に黒化していく傾向が見られますが、ブラウン系統では、淡い黄色やオレンジ色が成長後もそのまま残る個体が見られることが特徴のひとつです。
そのため、成長した個体であっても全体が真っ黒になるとは限らず、黄色、オレンジ、茶色、茶褐色など、さまざまな色彩を見せます。
「パーフェクトブラウン」とは、単に全身が茶色一色になる個体を指すものではありません。
ベースカラーに緑色を含まず、黄色からオレンジ、茶色、茶褐色までの範囲で構成された色彩を見せる個体を、当ファームでは「パーフェクトブラウン」と定義します。